2004年8月10日(火)曇 〜おすすめ、天壇公園散策〜
北京に来て4日目、まだ青空と太陽の姿をみていない。くもりと思っているのは、スモッグのせいかも知れない。高度成長を遂げるには、通らなければならない道なのかな。北京には空がない…。
この日は、2つのグループに分かれての行動になる。若い先生方や院生は、学会へ出かけることに。御大将K先生、友人U氏、私、友人K氏、友人N氏、S先生(女性)が一緒に行動することになる。今回のパーティの12名のうち、きっちり高齢者順の6名だ。根拠はないが、なぜか罰ゲームから逃れられる予感…。午前中は、天壇公園散策。皇帝が天に五穀豊穣を祈ったところらしい。やはりここも広い。
園丘、皇穹宇、祈年殿など珍しい形の建造物がおもしろく、周りの樹々の緑も美しくて、楽しい散策となった。紫禁城・故宮博物院は、まるで逆マトリョーシカのように、行けども行けども似たような建物が違う名前で目の前に現れる。正直飽きた。天壇公園はお勧めです。
お昼は「ろば料理」を提案してみたが、N氏によりアッサリ却下されてしまう。「よう食べん」の一言にあえなく玉砕。天壇公園から歩いて行ける、老北京炸醤麺大王で昼食となった。ん〜、炸醤麺って肉味噌がのっかってるはずなんですが…。いろんな野菜がトッピングされてて、イメージと全然違ってた。8元(120円)だし、まっ、罰ゲームというほどではないかっ。
昨日の雨で風邪気味のK先生、S先生、N氏は、ここでホテルに帰ることになった。U氏、K氏、私は、秀水市場という自由市場をひやかしたあと、せっかくだしということで(なにが…)日航系の京倫飯店のロビーで休憩することにする。コーヒーを飲みながら色んな話に花が咲く。気が付けば、この3人(あと帰ったN氏も含めて)の付き合いは、20数年に及ぶ。年とるハズです。(^^; コーヒーのおかわりをしたときに、カップが一旦下げられた。悪い予感…。罰ゲームはこんなところに潜んでいた。レシートには、コーヒー6杯分の金額があった。ホテルのコーヒー1杯分で、小龍包なら25個も買えるというのに。ヤラレタッ!
夕食は、天壇公園のメンバーで、ホテルのレストランで潮州料理。魚料理、肉料理、野菜料理、どれも素材を生かした穏やかで上品な味付けで、ろば料理を却下したN氏は大満足。
明日はK氏と私以外は全員学会…ということで、早々にお開き。
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