2004年8月9日(月)豪雨 〜雨にかすむ「絶景」皇室庭園〜
清の西太后がこよなく愛したという中国最大の皇室庭園、頤和園へ。昨日のタクシー分乗による失敗の教訓を生かし、ミニバスをチャーター。ホテルから1時間ほどで無事、全員で目的地に到着。晴れていれば絶景だと聞いていたが、低く垂れこめる雲。広大な庭園の4分の3を占める昆明湖をはさんで見える万寿山も遠くかすんでいる。水辺の睡蓮の美しさが心をなごませてくれたのが救いだ。
散策開始後1時間もしないうちに、大粒の雨が落ちてきた。傘なんて役に立たないほどの、横殴りの吹き降り。大木の下で小降りになるのを待つが、雨の勢いは増すばかり。全身どころかカバンの中までずぶ濡れになってしまい、もはや大木の下にいる意味もない。引き返してバスに戻ることになる。やはり罰ゲームはつづく。駐車場に戻っても、バスがいない。雨ざらしで(傘は壊れてしまった)待つこと20分。ようやくバスが帰ってきた。
一旦ホテルへ帰り、着替えてから昼食に…という私達の願いは、なぜか運転手さんに却下され、一路ひつじシャブシャブのお店、東来順へ。市内は雨は降っていなかったようだ。北京の銀座、王府井にある、近代的なショッピングセンター新東安市場の5階。
この日も昼時をはずす。3時前だ。真夏にしかも鍋ということで、お店の冷房は半端じゃない。ずぶ濡れの身には、寒いというより痛い。沸き立つ鍋に身を寄せて暖をとる。が、こんな状況でもビールがすすむのは不思議だ。(^^;紙のように薄くスライスされた羊肉は、鍋に入れると溶けて無くなってしまいそうだ。豪快に5〜6枚を箸で挟みとり、しゃぶしゃぶっ。んま〜い。野菜やサイドオーダーにウツツをヌカスことなく(ヌカしなさいっ)、ひたすら羊肉とビール。最後は、お塩を頂いて、鍋のスープまで飲み干しました。
昼食が遅すぎて、夜になってもお腹がすかない。残念!2食ですんでしまった。
王府井の夜市で、あんなものやこんなもの(内緒)を食べたかったのにぃ。
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