さてさてようやく春めいてきた4月11日、上野公園の北西にあたる「谷根千(やねせん:谷中/根津/千駄木)と「浅草」で下町情緒に
ひたろうと集まった12人です。
とても可愛いお嬢さん(あっ、お母さんも昔は可愛かったんですよ!)を連れてる人もいます。
この会、珍しいといってはなんですが、水泳部仲間が中心です。
ガイドはこのあたりにお住まいのMさん(水泳部)にお願いして、地図や予定表など準備おこたりない肝いりのK氏(水泳部)
のオリエンテーションのあとゾロゾロと出発します。
最初の目的地は根津神社のはずが、その手前でまず寄り道して「根津のたいやき」屋さんへ。
(実はこの日はずっとこんなで、ずっと買い食いしてました!浅草の牛鍋がメインなのに!)
鯛焼きなんか食べるのはひさしぶりでしたが、なんか皮が白っぽくぱりぱりしていて、おいしかった。
我々のすぐあとで売り切れたので、ずいぶん人気のあるお店でしたね、なんとモンデール元駐日大使もご来訪とか。
それからつつじ祭りで有名な根津神社へ。森鴎外や夏目漱石の作品にも登場する根津神社は徳川綱吉、徳川家宣
にもゆかりがあるそうで、ちょうど今がさかりのつつじの小道をゆっくり散策して谷中へ向かいます。
ゆったりと歩き出すとすぐ、由緒ありげな煎餅屋「菊見せんべい」さんでまた一時停止。
バラで売ってくれるので(確か1枚70円という良心的な!)お店先でバリバリとかじってしまいました。
さて谷中三崎坂沿いにある「いせ辰」という千代紙工芸や和手ぬぐいのお店。これこそ江戸文化ですなぁと
感心しつつ無粋な私がぼーっとしてますと、お嬢さんと一緒のKさん、なんかお土産買ってましたね。
もう少しで谷中銀座の入り口というところで、M2(参加者にMさんがいっぱいいるので、ゴメン!)さんがいまどき1個10円の
お饅頭のお店「福丸」をめざとく発見、なかなかおいしかったそうです。
うん? M2さん、さっきから率先して買い食いしてない? これで3件めだぞ。
NHKの「ひまわり」(1996年、松嶋奈々子)で有名になった谷中銀座は古いタイプの商店街、せまい道筋は
昭和30年代のおもざしが残っていましたね。いまや人気の観光スポットだそうです、かなり混雑してました。
あっ、M2さんまたメンチカツなんか買ってる! まあ一口もらえたからいいけど。
谷中銀座の終わり近く、昔の町並みを模した「起こし文」(一枚の紙を開けば町並みが立ち上がるという紙細工)
に感心しつつお寺の境内みたいな階段を上って、このあたりの最高点へ。K氏にもらった地図をみるとこの谷中ってほんとうに坂が多い。
今日のガイドのMさんによれば、昔はここから富士山がみえたそうです。
そろそろと日暮里へ向かうと大黒天や本行寺の見事なしだれ桜がありました。ソメイヨシノはこの前の週末で終わっていたので、
このしだれ桜も収穫のひとつですね。 (そうそう、買い食いだけが目的ではないのです)
日暮里の霊園の桜は残念ながらもう葉桜、昭和32年に消失した五重の塔の跡地から駅に向かいました。
ところで日暮里駅は、なんと山手線、京浜東北線、高崎線、宇都宮線(東北線)、常磐線、京成線があつまる
「鉄道オタク」おじさんにはたまらない駅なんですが、「鉄」は私ひとりらしく誰も相手にしてくれませんでした。
それで上野から銀座線で浅草寺へ。雷門の大きなちょうちんのスポンサーはまだ「松下電器」って書いてあって
”パナソニックじゃないんだー”と一同妙な感心をして、仲見世(お土産の商店街ね)境内へ。
もうすぐすき焼き、もうすぐビールとばかり考えていたので、このへんよく覚えていません、不信心お許しくださいませ。
新しくなった「花やしき」の前をとおって、待望のすき焼きや「米久」へ到着です。
ここから参加したひともいて、計15人です。すき焼きとビールといろんな話でもりあがりましたね〜。
(例によって飲みすぎたので、このあたりから記憶が.....) さらに飲み足りない、話足りないのか二次会へ!
いつも思うのですが、よくこれだけ話題が続くものです。6時から10時すぎまでずーっと飲んで話してましたぜ。
とにかく楽しい一日でした。企画してくださったK氏、案内いただいたMさん本当にありがとう!
次回は、ぜひ私に企画させてくださいませ。
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話題に上った名場面を、素敵な画像と軽妙なコメントでお楽しみ下さい。
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