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今回,久しぶりに3年5組のクラス会と言うことで皆に呼びかけたのですが,
連絡手段として主に使ったメールはアドレスが変更になった方も多いようで…
半数以上の人のが戻ってきてしまいました。
前回のクラス会からもう3年も経っているので無理もないか。
結局参加予定者は,十倉・白岩・高折・巽・藤田(南崎)・塩澤(宮本)ということに。
でもみんないろいろ事情があって(忙しい年頃ですものね)2時なら行ける,3時になる,とあれこれあって揃わない…。
とりあえず,まずは十倉・塩澤が最寄り駅の千里中央で12時に待ち合わせて先発隊として向かい,残る人たちはそれぞれ自力で来てねということになりました。
先生ご夫妻にご迷惑がかからないようにと千里中央の阪急百貨店で食べ物や飲み物を調達,バスに乗って,箕面の大阪外大そばの先生のお宅へ。
「間谷住宅3」ってバス停で降りたら、なんと先生がバス停でお出迎え。うわ,感動! 少し雨が降りかけていたけど、先生の満面にこやかなお顔にホッとしました。実はみんな久しぶりだし,上手くいくかなぁって心配してたんですけど,心配も吹き飛ぶ先生の笑顔でした。お宅につくと、今度は奥様の笑顔!
先生も奥様も本当に変わっていらっしゃらないのにはびっくりです。
おうちの中も(私は何度か伺ったことがあるのですが)全く変わらず手入れが行き届いていて,その上に落ち着きがますます加わっているという感じです。懐かしい我が家へ帰って来たような暖かいお宅。
和室の座卓には奥様手作りの「ベビーリーフのサラダ」「アボガドのお刺身」やおつまみ類が並び、宴会の準備が整っています。
お台所ではやはり奥様手作りのポタージュスープとピロシキが出番を待っています。
1時間後にはえりちゃん(藤田さん)が来るはずだというのに,乾杯まで待てず,
揚げたてのピロシキをこっそり口に入れてしまった私でした。しかも3つも…。(^^;
挽肉と野菜それにゆで卵の入ったお手製ピロシキは30年前にもごちそうになったことがあり,変わらぬ味に本当に感激しました。奥様のお料理上手は昔からで,あまりのおいしさに「来客用に挑戦しよう」とレシピを教えていただいたこともあります。
<編集部の声:「レシピを公開してくれ!」>
さてそれから,えりちゃん,その後白岩君が来たので乾杯。
先生の話題は豊富で,時事問題に教育問題,旅行や自然観察など盛りだくさん。
先生は亀岡に山小屋(と先生は呼んでいる)をお持ちで,今回も<そこでバーベキューを>という企画もあったくらいです。でもこれは,季節的に厳しいということで断念。残念だ!
その「山小屋」での夏の生活などを先生はとても楽しそうに語ってくださいました。現状を憂う高校教育の話の時とは全然違うお顔で,生き生きと自然に親しみ植物や鳥と接する先生の表情が印象的でした。
来年の春には絶対そこで集まろうと強く言って下さったのもうれしいことです。
楽しみがまた増えました。
【後日、浅野先生から頂いたお手紙です】
しばらくして高折君が到着。
残念なことに急用のため巽君がキャンセルとの伝言。あらら。「たつみクリニック」をどんどん事業拡張しているという「やり手」巽君の話を直に聞けなかったのはちょっと心残り。
改めて乾杯!
ここでワイン登場。十倉君とえりちゃんの持参です。
十倉君は,最近しょっちゅう行くというフランス出張で自ら買って帰った赤ワインを。えりちゃんはドイツでブドウの木のオーナーとなっていて,その白ワインを。うーん,まるでワインテイスティングみたい。
冗談を言ったり笑ったり,ご自宅と言うことでかなり羽目を外したかもしれない。
実は思い出すのを避けたいところもあったりして…(^^;
それぞれの近況報告も良いことばかりではないけれど,さらっと本音が言える雰囲気が良い感じでした。やっぱり,同窓生って,こういうのがいいですね。
しばらくして先生が,奥からご出身の岡山の方言をまとめたノートを出してこられました。いろんな言葉が五十音順に書き込まれていて,几帳面にまとめられたノートは,高校時代の世界史を思い出してしまうようなものでした。
知ってる言葉を次々に見つけるのが,とても楽しかった。
ビールに酎ハイ,赤ワインと白ワイン,バーボンにウイスキーとお酒はどんどんすすみましたが,最後に残してあった日本酒までは手が回りませんでした。
白岩君が持ってきてくれた長野県のリンゴを奥様の提案で皮のついたまま食べて,コーヒーと一緒にデザートのケーキまで食べたらもうおなかいっぱい。
気がつくと9時過ぎ!
しかもびっくり外は土砂降り、みんなが揃ったときはまだ降っていなかったのに…! タクシーを呼んでいただいて駅へ向かいました。
すいてる電車に座って一緒に梅田まで行き,そこで大阪市内・奈良・神戸方面へとそれぞれの帰途につくことに。
「じゃあ、ありがとう。また!」と5人がそれぞれに手を振ったとき,なんだか天満橋で友達と別れた昔を思い出してしまいました。
梅田で電車を乗り換えたときには,すでに10時を回っていました。
ほんとうに,楽しい一日でした。
「うちは何時まででも構わないのよ」と最初に優しく言ってくださった奥様,変わらぬ先生の豊富な話題。お二人に感謝しつつ,家路につきました。
今回,「遠方で参加できず残念+近況報告」という内容の返信をしてくれたクラスメート10名分のメールをプリントアウトして先生にお渡ししました。先生は1枚ずつ懐かしそうにめくられ、すべてにコメントを付けられておられました。先生の記憶力に脱帽しながら,私たちをこんなにしっかり覚えていてくださることが嬉しく,ありがたく,またぜひお会いする機会を持とうと思ったのでした。
以上
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