大阪府立大手前高校昭和50年卒同窓会     学年新聞vol_06  
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vol_06_02    「春のスキンケア」 By<Dr.楊> 

スキンケアで特に春に重要なのは
 *この時期特有の皮膚の状態を認識してお肌の手入れをすること
 *紫外線対策
の2つです。

春の肌は、冬の肌から夏の肌への移行期で一時的に外的な刺激に弱くなります。 その点をふまえてお肌の手入れをするのですが、特別なことをする必要はありません。
 *規則正しい生活(夜更かしを避ける)
 *水分の補給(週に3回化粧水のパック)
 *ストレスをためない(ウサバラシ)
さくら この3つに留意するだけです。

酔いねこ 夜10時から深夜2時までは「ゴールデンタイム」と呼ばれていて、お肌が自力で 回復する力が強くなるといわれています。この時間帯は、メイクを落として寝ている のが一番お肌のためになります。お花見や歓送迎会など、楽しみの多い時期ですが,お肌には「酷な」時期でもあるのです。飲み会はほどほどに!
水分補給は、お肌のハリを取り戻し、小ジワをのばすために重要です。水分を与えると、張り替えた障子紙がキリフキの水でピンと張るようにのびます。 小ジワは表皮の出来事なので、日々のお手入れで十分回復可能です。(あくまで「小ジワ」の話です、念のため!)
ストレスは万病のもとで、胃も荒らすし、抵抗力も落とすし、お肌も荒らします。 お茶碗を割ろうが、だんなに八つ当たりしようが方法は問いませんので発散してください。

紫外線は、
 *真皮の線維(コラーゲン、エラスチン)に作用してその弾力を失わせる
 *細胞の核に作用して突然変異を起こりやすくする(発ガン作用)
 *それを防ぐために皮膚はメラニン色素を増やす(日焼け、シミ)
などお肌に対して悪さをします。

ぼうし 特に春は、まだ冬の肌なのに強い紫外線(3月は10月、4月は9月と同等の強さです)があたる時期なので注意が必要です。 それで紫外線対策が必要になりますが、つまりは「とにもかくにも紫外線を浴びないこと」です。 具体的には、外出時には帽子をかぶったり日傘をさしたりということはもちろん, 家にいるときも日焼け止めを必ず塗ってください。 日焼け止めは、肌に刺激にならないものであればなんでもよいのですが、SPFが30以上のものをお勧めします。 日焼け止めを選ぶ時は、塗ってヒリヒリしない、かゆくならないという基準で選びます。そのとき、必ずサンプルをもらって、試してください。 サンプルをくれないようなメーカーのものは使わない。これが鉄則です。 まず、二の腕の内側で一晩、大丈夫なら顔の一部に塗って一晩、それで大丈夫であれば,そこで初めて使うようにしましょう。

みずたまライン

日常のちょっとした配慮が「良いお肌の状態」を作ります。 肌が良い状態であるということは、心も良い状態だということ。 スキンケアを楽しみつつ,春をお過ごしください。


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